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第二種電気工事士試験(直近5年間)の合格率

第二種電気工事士試験の合格率

 第二種電気工事士試験は、年に2回あり、それぞれ筆記試験と技能試験が実施されています。
 合格率は、直近の5年間では、筆記試験は55%~70%、技能試験は60%~75%で推移しています。(電気技術者試験センター「試験実施状況の推移」参照)
 第二種電気工事士試験の一発合格を目指す方からすると、筆記試験の受験から技能試験の合格に至るまでの合格率ってどの位だろうかと気になるところと思います。
そこで、この合格率(便宜上「実質合格率」と呼ぶことにします)を計算してみました。
 筆記試験合格者が、次の技能試験に進むことができる(受験できる)ので、公表されている筆記・技能それぞれの合格率より厳しく見ておく必要があると思われます。
なお、計算上は、技能試験申込者に筆記試験免除者が加わりますので、純粋な筆記試験からの合格率とはならないことをご了承ください。
 算出した「実質合格率」は以下の表のとおりとなりました。1つの目安として見ていただければと思います。

直近5年間の合格率

 令和6年度上期の合格率を例にとると、筆記試験では60.2%、技能試験では71.0%となっています。

 筆記試験受験者70,139名のうち、筆記試験という関門をくぐりぬけ、技能試験をも合格した合格者は35,949名となっていますので、その合格率(実質合格率)は、51.3%となりました。

 また、令和5年度からは新たにCBT方式による筆記試験が開始されました。令和5年下期筆記試験の受験者63,611人のうちCBT方式による受験者は8,980人、筆記方式による受験者が54,631人と発表されています。受験者のうち約16.5%の方がCBT方式を利用されています(上期筆記試験では約11.7%でした)。これにより受験方式が新たに選択できるようになりましたが、出題形式に変更はありませんので、過去問を中心に学習するスタイルを変える必要はないようです。

 当サイトでは筆記試験対策ツールとして、出題パターン別の過去問クイズを用意していますのでご活用ください。

 

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