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第一種・第二種電気工事士筆記試験にCBT方式の導入検討

CBT方式の導入予定

2021年8月及び2022年4月に公表された電気技術者試験センターからのお知らせ一覧「電気工事士試験『筆記試験のポイント』」」では、「今後、コンピューター端末を利用したCBT筆記試験の導入を検討」していることが記載されています。
現在の筆記試験方式は、上期・下期の年2回、大規模会場での集合形式による試験となっていますが、この試験形式についてコンピューターを使ったCBT方式に切り替えることが検討されているというものです。

 

そもそもCBT方式による試験とは

そもそもCBTとは、「Computer Based Testing」の略称で、コンピューターを利用して実施する試験システムを指すとされています。

パソコンに打ち込む女性

これまでの試験のように、紙面による問題用紙の配布や紙面による解答用紙(マークシート形式)に代わり、コンピューターによる問題提示やコンピューターによる解答入力方式となります。

電気技術者試験センターが行ったCBTパイロットテストから

電気技術者試験センターが令和3年度に行ったCBTによるパイロットテスト(模擬試験)の試験概要によれば、「感染症対策等、新たな生活様式への転換を求められる中、筆記試験をより分散化して実施することが可能となる」と記載されています。
なお、他の資格試験で既に導入されているCBT方式による試験を確認しますと、受験者は全国にあるテストセンターから日時・会場を選択し、受験当日はテストセンターに行って受験するという流れです。自宅試験の可能性については、電気技術者試験センターは「CBT筆記試験による導入を検討」と掲載していますので、自宅試験の可能性は低いと思われます。

他の資格試験の動向から電気工事士のCBT筆記試験を予想する

予想① 「受験機会が増加する」:受験日は現在の年2回から、日数が多く設定されること、すなわち“分散化”されることが予測されます。これまで日程が合わずに受験できなかった方からすると大きなメリットが期待されます。

 
予想② 「受験会場が選択できる」:受験会場は現在の主催者から指定される方法から、受験者自らが場所を選択できる方法に変更されることが予想されます。受験者は、お住まいの地域から最寄りのテストセンターを検索し、受験場所や日程をみて、自分にとって都合のよい会場を選ぶことが可能になると予想されます。

 
予想③ 「受験会場が小規模化する」:受験会場は現在の大規模会場から、全国に点在するテストセンターを活用することで小規模化されることが予想されます。電気技術者試験センターが「感染症対策等、新たな生活様式への転換」を掲げていますので、大規模会場試験からの転換も1つの課題なのだろうと思われます。

 
予想④ 「合格発表が早くなる」:これまでのマークシートからCBT方式への切り替えで、より効率的に採点が行われることで、合格発表が早くなることが予想されます。紙面試験では、問題・答案の印刷・運搬や会場での配布・回収の手間、管理上では紛失の可能性などマンパワーに頼る部分が大きい仕組みですが、こうした点が省かれることで、結果として合否判定までの期間を短縮することが可能になると考えられます。

 

電気技術者試験センターから正式にCBT筆記試験の導入が発表されるまでは、新たな試験方式の詳細を断言することはできませんが、他の資格試験で既に導入されている実績からも、こうした枠組みを活用していくことが予想されるところです。

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