第二種電気工事士技能試験の制限時間は40分。慣れた人でも30分程度は必要とされますので、初めての試験という方は、緊張感があるなかで手際よく作業しなければ時間切れとなります。
そのためには、効率よく作業ができるように練習を繰り返し、時間を縮める努力が必要なのですが、左利きの人にとって右利き向けの工具を使って作業することは、効率が落ちることにも繋がります。
左利きの人の割合は全体の10%ほどと言われています。SDGsにより多様性が重視されるようになってきた現代、左利きだから試験が不利だったとならないように、あらかじめ自分にあった工具を準備して試験に臨みましょう。
まだまだ、多くの工具は右利き向けにデザインされており、左利き向けを購入しようとしても選択肢が少ない状態ですが、このサイトでは左利き用の工具を集めてみましたので、参考としてみてください。
電工ナイフ【左利き用】
ペンチ【左利き用】
ウォーターポンププライヤー【左利き用】
MCC VA線ストリッパ Evolution 【左利き用】
メジャー(コンベックス)【左利き用】
左利き向けの工具は、左利きの人がより快適に作業をこなすためにデザインされたものです。
こうした工具を利用することで、作業効率を高めて時間内に完了できるようにし、技能試験の合格を手にしましょう。
なお、残念ながらドライバーと圧着工具(圧着ペンチ)については、現在のところ左利き用が見当たりませんでした。圧着工具には左右がないということもあるのでしょう。また、各工具のバリエーションが少ないのがネックです。近い将来、バリエーションが増えることで選択肢が広がる社会が来ることを望みましょう。
<関連する内容の記事>
トップページ
試験内容関連
手続き関連
筆記試験関連
・第二種電気工事士筆記試験の過去問を一問一答形式の4択クイズにしてみました
▶第二種電気工事士のテキスト・過去問からおすすめの参考書を紹介
技能試験関連
▶第二種電気工事士技能試験の受験者が選んだおススメ電材セット
CBT関連